抜け毛の原因

ノブ

2007年08月09日 11:04

育毛を考える際に重要になる、抜け毛の原因はなんでしょうか。「男性ホルモンが多いとハゲになる」こんな事を多くの方が信じているようです。確かにひげの濃い、いかにも精力絶倫そうな・・・という方は・・、残念ながらハゲている方を多く見かけます。もう一度考えてみてください。この説は“睾丸から分泌された男性ホルモンが血液中に入って、毛球部にたどりつき、そこで何か悪影響を及ぼして、髪をダメにする”という考え方から来ていると思います。
栄養不足、血行不良、外的要因(界面活性剤、紫外線)、頭皮の衛生(清潔)などが考えられますが、私はこれらの要因を出来る限り自然に、自然治癒力を基に改善させるべきと考えます。人間の身体はよく出来ています。自然治癒力を促すことがもっとも確実な育毛です。髪の毛も栄養が必要です。頭皮は大地、髪の毛は作物です。髪の毛に必要な栄養素は血液が運んできてくれます。髪の毛の構成は、頭皮より下の部分を毛根と呼び、この毛根のさらに下の部分を毛球と呼んでいます。毛球はプックラと膨らんだ部分で、毛乳頭と毛母細胞というものから構成されているそうです。
数千年の間、人類は脱毛症を治療しようとしました。特に、古代のエジプト人は脱毛症の治療に関心を持ちました。考古学的な発掘から彼らが太陽神に脱毛症の治癒を祈っただけでなく、蜂蜜、雪花石膏、タマネギや数々の有害混合物を脱毛症の治療に使っていたことがわかっているそうです。数百年ものあいだ、エジプト人は多くの動物を殺し、動物から得られた脂肪で脱毛症の治療を行ってきました。現代まで、私達は脱毛症を予防したり治療するためにもっとたくさんの方法を追求してきました。
髪の毛だけではなく、血液をサラサラに保つと言う事は、健康維持の為にも非常に重要な事なのです。皆さんも、生活習慣の見直し、適度な運動を心がけてみてください。ドロドロ血液とサラサラ血液については、最近さかんにテレビなどで特集が組まれていますので、ご存知の方も多いと思いますが、ドロドロ血液は、血管を痛め、命をあやぶむ場合もあるそうです。生活習慣を見直したら医療植毛に行かれると良いでしょう。


関連記事